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点に近づくようにする。また、もう一つたいせつなことは、風速によって、2−30図のAO、BO,COは共に変化することを忘れてはならない。
また、最新の高性能滑空機は、フラップをもっているが、これを着陸に使用すると、なお安全である。2−31図を見ると、AコースとCコースの滑空比の差が大きいので、充分に変化を修正する範囲が大きい。したがって、2−30図の場合よりも、はるかに安全な部分が大きい。
両者とも、着陸地点に近づきつつあるときは、パイロットは早目にB−O線上のコースからはずれたことを感知しなければならない。それには、長い経験から積み上げられた感よりも、基準の目安によってアプローチすれば、容易に上記の方法を実行でき、上達も早い。同乗教官の判定も指導も、また同様である。

 

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風防内から地上を見たとき
2−33図のように風防の前面に、イ、口、ハ、ニのようなマークをつけておくと、常に正確なB−O線上を飛

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